バンカーには種類がある
バンカーには種類があります。
大きく分けると、フェアウェイバンカーとガードバンカーがあります。
それぞれ特徴があり、また役割も違いますので、打ち方も変わってきますし、状態も違います。
フェアウェイバンカーの特徴
フェアウェイバンカーはその名の通り、「フェアウェイにあるバンカー」という認識で良いかと思います。
コースの設計者は、ティーショットを難しくするためにコースの中のポイントにバンカーを設置します。
コース内のバンカーを見てプレイヤーは、バンカーを避けるティーショットもしますし、バンカーまで届かないように番手を下げてティーショットを打つこともあります。
このようにフェアウェイバンカーは、コース内の罠であり、いかにこのバンカーに入らないようにティーショットを打つかという点が、コースマネジメントとなります。
フェアウェイバンカーの特徴は、比較的アゴが低く、浅いバンカーが多いという点があります。
これは、おそらくコースの設計者が、バンカーに入れてしまっても挽回するチャンスを作っているのだと思います。
ただ、難しいゴルフ場では、フェアウェイバンカーなのにアゴが高いバンカーがあったりするところもありますね。
このようなバンカーは、無理して距離を出そうとするとボールがアゴに当たってバンカー脱出に失敗というミスが多くでます。
つまり、アゴの高いフェアウェイバンカーにつかまってしまった場合には一打払って短い番手でとにかくボールを出す、つまりレイアップが必須になります。
とは言え、多くのフェアウェイバンカーはアゴが低いですね。
基本的には、飛距離が出るクラブは弾道が低くなるので、アゴに当たりやすいです。
また、フェアウェイバンカーからショットを打つ場合には飛距離を出したい場合が多いので、通常のバンカーショットのようにエクスプロ―ジョンで打つのではなく、直接ボールを打つことが多いですね。
フェアウェイバンカーは、どちらかと言えば、固い場合が多いですね。
ガードバンカーの特徴
ガードバンカーは、主にグリーン周りのバンカーの事を言います。
ガードバンカーの特徴としては、アゴが高く、深いバンカーが多いことがあります。
砂の質はサラサラで柔らかく、重い場合が多いですね。
飛距離を出したいフェアウェイバンカーと違い、ガードバンカーは、距離感を大切にしたいことから、エクスプロ―ジョンショットが基本となります。
まとめ
バンカーには2種類あり、それぞれガードバンカー、フェアウェイバンカーと呼ばれていて、まとめると以下のような特徴があります。
フェアウェイバンカーは、アゴが低く、砂が固い
ガードバンカーは、アゴが高く、砂が柔らかい
大きな特徴で言えば上記のような傾向があります。
もちろん、これがすべてではありませんが、このような特徴を踏まえ、フェアウェイバンカーはクリーンにボールを打ち、ガードバンカーはエクスプロ―ジョンショットで打つというのが基本となります。
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