バンカーからのミスはさらに難しい状況を作る

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バンカーから一発で脱出できないと・・

バンカーのミスのほとんどがダフリすぎてボールが飛ばないというミスですね。

エクスプロ―ジョンショットで打ったボールがバンカーのアゴに当たりコロコロと元のボールの位置に戻ってくる・・

ゴルフをやったことがある人ならこのような状況に陥ったことがあるのではないかと思います。

実は、これがバンカーショットの怖いところでバンカーショットに失敗してコロコロと戻ってきたボールは大概元ボールがあった位置に戻ってくるんですね。

これは始末が悪く、何故なら元ボールがあった位置はエクスプロ―ジョンショットで砂を飛ばした後の場所です。

ということは、必然的に最初に失敗したライよりも難しい状況になっているということになります。

一度バンカーを打った場所の砂はえぐれていて小さな穴のようになり、そこにボールが入れば、もう最悪でプロゴルファーでも難しいライになってしまうのです。

上級者でもバンカーから脱出できないことも!

一度、バンカーショットに失敗してしまうと、ゴルフ上級者でも脱出が難しい状況に一転します。

私の知り合いで「バンカーから出なかったことがない」と豪語する人がいましたが、ある日のラウンドでバンカーショットに失敗し、その後も脱出できずに4回くらい打った人がいました。

実は、このようなパターンは良くある光景で、いかに上級者でも所謂「バンカー地獄」にはまってしまうことがあります。

その理由の第一は、上述しました「バンカーショットで一発で出すことができないと、2打目の状況はかなり悪くなる場合が多い」ということですね。

もう1つの理由としては、「精神的な問題」です。

ゴルフはメンタルのスポーツと呼ばれることがありますが、ゴルフのスイングにおいて精神面の安定は大事な要素であり、精神的に混乱しているとスイングに影響が出ます。

バンカーから1発で出せなかったショックと、2打目のライの悪さがミスを誘導しますし、さらに2打目で出すことができなければ混乱してさらにミスを誘導しますから、上級者がバンカーから何度打っても脱出できないような状況は割と良くある光景なのです。

バンカーから脱出できなかったら・・

■ 深呼吸しよう

バンカーから一発で出すことができなかった場合に、ショックが大きく、精神的にイライラするので自分のライが1打目よりも悪い状況になっているのにも関わらず、すぐに打ち直したくなります。

これでは、バンカー地獄にはまってしまうのも無理はないです。

バンカーから一発で出すことができなかった時は、まず「深呼吸」をしましょう。

仕切り直しすることが大切です。

「深呼吸」して仕切り直し、ライの状況を見極め、慎重に作戦を立てて、バンカーショットを打ち直すことが大切です。

■ 場合によってはアンプレヤブル宣言もあり

ゴルフをやっていると、同じバンカーショットでも自分の技術ではバンカーから脱出するのは無理というような場面に遭遇することもあります。

例えば、ボールの頭まで埋まってしまっているような目玉の状態ですね。

一か八かチャレンジすることは悪いことではありませんが、チャレンジした挙句、ボールはバンカーから脱出することができず、さらに悪いライから2打目を打たなければならない場合も考えられます。

このようなことを考えると、アンプレアブル宣言をして、ボールをピックアップし、ボールのあった場所とピンを結んだ線上の後方のバンカー内にドロップし、打ち直した方が、1打罰を払えど、良い状況から打つことができます。

実は、このような選択をすることができるアマチュアゴルファーは多くなく、多くのアマチュアゴルファーは「もしかしたら、出るかも・・」という淡い期待をいだいてチャレンジする方を選択します。

賢いゴルファーは、アンプレアブル宣言をして1打罰を払って良いライから打ち直します。

どちらが、良い選択なのかは断言できませんが、90%無理なら、賢い選択を選ぶべきかと思います。

まとめ

バンカーから一発で脱出できないと、1打目よりも悪い状況から2打目を打たなければならない場面になる可能性が高いことを頭に入れておきましょう。

このようなリスクを考えると、初心者ゴルファーなら、まずはバンカーから脱出することを最優先に考えた方が良いかもしれませんね。

状況が悪すぎるなら、アンプレアブル宣言をして打ち直すというのも1つのコースマネジメントだと思います。

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