バンカーショットのボールの位置は真ん中より左が良い?
バンカーショットのボールの位置ですが、やはり基本となるボールの位置は、真ん中より左側で左足かかと線上が基本となります。
左足かかと線上というと、ドライバーショットのボールの位置と同じですね。
何故、ボールの位置を左足かかと線上にするのが良いのかというと、ボールを左足寄りに置いた方がバウンスを使いやすいからです。
ボールを右足寄りに置くと、バウンスを使いにくいのでクラブフェイスが砂に突き刺さりやすくなります。
バンカーショットはバウンスを使うことでクラブヘッドが砂に潜りすぎるミスを防ぐことができます。
また、グリーン周りのガードバンカーはアゴが高いことが多いので、ボールを上げたいですよね。
ボールを上げるという点においても左足寄りにボールを置くことでボールを上げやすくなります。
以上の点からバンカーショットのボールの位置は、基本的には真ん中より左寄り、ドライバーショットのボールの位置と同じ左足かかと線上が基本的なボールの位置となります。
アゴの低いバンカーであれば右側にボールを置くのもアリ
エクスプロ―ジョンショットにおいてはボールの位置は左足かかと線上が基本ですが、場合によっては、ボールの位置を右足寄りに置くのもアリです。
どのような場合にボールの位置を右足寄りにするのかというと、ある程度クリーンにボールをヒットしたい場合ですね。
雨の日の後の硬いバンカーや、アゴの低いガードバンカーにおいてはボールを右足寄りに置いて砂を薄くとるようなショットを意識することでバンカーから脱出しやすくなります。
ハイバウンスの人は、ボールをやや右寄りにしてみては?
ハイバウンスのサンドウェッジ(バウンス角12度以上)を使用している人は、ボールを右足寄りにすると結果がでやすいかもしれません。
ハイバウンスのサンドウェッジは、バウンスを使いやすく、エクスプロ―ジョンショットを打ちやすい設計になっているので初心者ゴルファーにオススメですよね。
バンカーショットにおいては、バウンスを上手く使いやすくするためにボールの位置を左足かかと線上にしますが、単純にどのボールの位置がボールをヒットしやすいかという点を考えればボールの位置は真ん中、若しくは真ん中からやや右足寄りに置くのが良いのではないかと思います。
しかし、通常ボールを右足寄りに置くと、クラブフェイスは立ってくるのでクラブフェイスが砂に突き刺さりやすい状況になってしまいます。
ハイバウンスのサンドウェッジであれば、ボールの位置を真ん中、真ん中からやや右寄りに置いてもバウンス角がクラブヘッドが砂に潜ることを防止してくれますので、単純にボールをヒットしやすいボールの位置にすることができるのです。
まとめ
バンカーショットのボールの位置の基本は、「左足かかと線上」ですが、アゴが低いバンカーやボールをクリーンにヒットしたい場合には真ん中、若しくは真ん中からやや右寄りに置くのもアリです。
また、ハイバウンスのウェッジを使用している人も左足寄りも右足寄りに置いた方が良い場合もあります。
となると、バンカーショットにおけるボールの位置に正解はないように思えますが、正解がないのでボールの位置は適当で良いというわけではなく、基本的にはボールの位置は左足かかと線上として、ケースバイケースでボールの位置を変えていくような対応が良いのではないかと思います。
コメント