バンカー越えのアプローチの3つの心得

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バンカー越えのアプローチショットは緊張する場面ですね。

ミスショットをすれば、バンカーに入ってしまうので、バンカーショットが苦手な人は特に緊張する場面ではないでしょうか。

緊張はミスを呼びこみますから、いかに平常心で普通のアプローチショットを打てるかどうかが大事ですね。

ということで今回はバンカー越えのアプローチについてポイントを紹介します。

バンカー越えのアプローチはボールを上げようとしないこと

初心者ゴルファーがよく陥るミスとしてバンカー越えのアプローチで無理にボールを上げようとしてミスをするという場面があります。

初心者ゴルファーがプロゴルファーのようなロブショットにチャレンジするのは、正直なところリスクしかありません。

バンカーを意識しすぎてボールを上げようとすると、スイング軌道が崩れダフリ、トップなどのミスがでやすくなります。

ロケーション的にボールをフワッと浮かせたくなる場面ですが、冷静に考えればピッチングウェッジなどを使ったピッチエンドランのアプローチでも十分にバンカーを越せるというのがほとんどの場面ではないでしょうか。

何となく、意識として低い弾道よりも高い弾道を意識してしまいがちですが、初心者ゴルファーや多くのアマチュアゴルファーの技術であれば、ロブショットよりもピッチエンドランを選択するのが賢明ですし、ロブショットでしか寄らない場面というのはほとんどなく、ピッチエンドランで落としどころを考えれば、十分に寄せることができることが多いです。

フワッと上げるロブショットは距離感が難しいので、距離が短くてバンカーを越えないリスクもあります。

アプローチショットの基本、ピッチエンドランであれば、落としどころを間違えて寄らなくてもグリーンをこぼれるリスクは少ないでしょう。

私の考えでは、バンカー越えのアプローチはピッチエンドランで十分対応できると思います。

アマチュアゴルファーはグリーンに乗ればOK

例えば、ガードバンカー越えのアプローチショットでピンは手前という場面があったとします。

このようなショットは落としどころが狭く、ランを出せないのでロブショットしかカップに寄せる手段がないという数少ない場面です。

正直このような場面では、プロゴルファーでもワンピンに寄せるのは難しいのではないでしょうか。

距離が短ければバンカー、距離が少しでも大きければカップをオーバーしてしまうという状況は、多くのゴルファーを緊張させます。

ゴルフにとって緊張は百害あって一利なし。

緊張した状態は、体を硬直させ、硬いスイングになる傾向があります。

柔らかいロブショットは、手首を柔らかく使う必要があり、技術的にも高度なテクニックが要求されます。

そのような緊張の中で初心者ゴルファーがロブショットを成功できる確率は高くないことは容易に想像できますよね。

多くの初心者ゴルファーはこのような場面で、トップしてバンカーのアゴにボールが突き刺さってしまい、最悪の状況になることもあれば、ザックリしてボールは10㎝しか飛ばず、再度バンカー越えのアプローチショットをしなければならない状況になることもあります。

こうなってしまうと、もう何打打つかわからないですよね。

ゴルフはコースマネジメントが大切なスポーツで全体的なスコアを良くするために、時には最高のショットを求めるのではなく、リスク回避を優先させるべき状況に遭遇します。

バンカー越えのアプローチで特にピンが手前にある場合には確率の低い最高のショットを狙うのではなくグリーンに乗ればOKというような気持で戦略を立てることが大事であり、ガードバンカー越えの難しいアプローチであれば、最悪なのはバンカーを越えないことであり、最悪を回避するためにカップに寄る確率は低くても簡単なピッチエンドランのアプローチでリスクを回避する戦略をとるべきです。

バンカー越えで緊張しないようにバンカーの技術を上げる

バンカー越えのアプローチは緊張する場面です。

そして、バンカーショットが苦手な人ほど「バンカーを越えなかったら、バンカーショットを打たなければならない、バンカーショットが苦手な自分がバンカーショットを打てば、もしかするとバンカーから脱出できないかもしれない・・」このようなネガティブな発想になることで精神的に緊張し、精神的に緊張すれば、自然と体も硬直していきます。

体が硬直すれば、ミスをする確率は高まります。

そう考えると、バンカー越えのアプローチは、バンカーショットが苦手な人ほど難しくなるということになります。

これを回避したいなら、最悪バンカーに入ってもいいくらいの気持ちでショットが打てるようにバンカーショットの技術を上げるしかないですね。

最悪バンカーに入ってもいいという気持で打てるようになるには、相当な時間を費やすかもしれませんが、そのような気持ちで打てるようになったころには、ロブショットに挑戦してもいいかもしれません。

まとめ

バンカー越えのアプローチは精神的に緊張する場面ではありますが、技術的にはそんなに難しい場面ではありません。

バンカー越えのアプローチショットは、

ボールを上げようとしない

グリーンに乗ればOK という気持で打つこと

が大切でバンカー越えのアプローチで緊張しないようにするためには、

バンカーショットの技術を上げるための練習をすべきである

ということでした。

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