初心者ゴルファーが雨の日のバンカーショットで気をつけるべき5つのポイント

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雨の日のラウンドでバンカーに入れてしまうと、ちょっと落ち込みますよね・・

ただでさえ、初心者ゴルファーはバンカーショットが苦手なのに、雨が降るとバンカーは水たまりができたり、砂が湿気を含んで固まったりするので、いつものバンカーショットとは少し違った打ち方が要求されます。

このように雨の日のバンカーショットは難しいというイメージがあるかとは思いますが、ちょっとしたポイントを頭に入れておくだけで、初心者ゴルファーでも雨の日のバンカーショットを怖がる必要はありません。

今回は初心者ゴルファーが雨の日のバンカーショットで気をつけるべき5つのポイントについて紹介させていただきます。

1.雨の日のバンカーショットは、クラブフェイスを開きすぎない。

雨の日のバンカーの特徴としては、「砂が湿って重くなる」という点があります。

雨の量によって場合によっては重くなるというよりは、固くなる場合もあります。

砂が固くなるとどのような弊害があるかというと、バンカーショットの基本としてバウンスを使って打つということがありますが、ボールの少し手前にバウンスを落としても、砂が固いとバウンスが弾かれて、上手く砂が採れず、ホームランやトップのミスが出やすいです。

上記のようなバンカーショットの弊害を克服するためには、話は簡単でバウンスを使わないように打つ意識を持つことが必要です。

それでは、バウンスを使わないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

1つの方法としては、クラブフェイスを開かないで打つことが有効です。

通常のエクスプロ―ジョンショットは、クラブフェイスを開き、ハンドレイトに構え、ボールをすくうようなイメージで打ちますが、雨の日にこのような打ち方をすると上述したようにバウンスが弾かれ、ミスショットを誘発します。

クラブフェイスをスクウェアにして、ボールに対してクラブフェイスを鋭角に入れていくことがポイントです。

2.雨の日のバンカーショットは、スクウェアスタンスでアドレスする。

クラブフェイスを開き、オープンスタンスでカットに打つというのが、エクスプロ―ジョンショットの基本ですが、雨の日のバンカーショットは、上述したように、クラブフェイスを開かない方がバウンスが弾かれる危険性は低くなります。

クラブフェイスを開かないので、わざわざオープンスタンスにする必要もなくなりますよね。

雨の日のバンカーショットは、クラブフェイスを開かず、クラブフェイスをスクウェアにするので、当然、アドレスもオープンにする必要はなくなり、スクウェアにアドレスをとることがポイントとなります。

3.雨の日のバンカーショットは左足体重でアドレスする。

雨の日のバンカーショットは、左足体重でアドレスするようにします。

「何故、左足体重?」と思われるかもしれませんが、上述したように、雨の日のバンカーショットは硬い砂にバウンスが弾かれることでミスにつながるので、できるだけバウンスを使わないようにインパクトすることがポイントです。

バウンスを使わないインパクトとは、言い方を変えればボールに対してクラブフェイスを鋭角に入れていくことになります。

クラブフェイスを鋭角に入れるためには、左足体重で重心を左に寄せた方が鋭角に入れやすいのは、イメージがつくかと思います。

4.雨の日のバンカーショットはサンドウェッジにこだわらない。

一般的には、バンカーショット=サンドウェッジを使用するという固定観念的なものはあるとは思います。

確かにサンドウェッジは、バウンスがあるのでバンカーショットには最適なクラブであると言われています。

バウンスとは、ソールの膨らんでいる部分でこの膨らみがあることでリーディングウェッジが砂に刺さりにくく、必要以上にクラブフェイスが砂に潜ることを防止することができます。

ただし、雨の日のバンカーは砂が固く、このバウンスが地面に弾かれることでミスを誘発します。

つまり、普段はバンカーショットに有利に働く、バウンスが雨の日のバンカーにおいては、不利に働いてしまうということですね。

ですので、雨の日のバンカーショットにおいては、敢えてサンドウェッジを使わず、アプローチウェッジやピッチングウェッジのようなバウンスが少ないクラブを選択し、バンカーショットを打つことでバンカーショットを成功させる確率を高める事ができるかもしれません。

アプローチウェッジやピッチングウェッジはバウンスが少ないので、バウンスが弾かれるリスクを軽減することができます。

ただし、サンドウェッジよりはロフトが立っているのでややフェイスを開くように調整した方が良いですね。

5.雨の日のバンカーショットのルールを確認する。

プロのゴルフトーナメントなどではまず、ありませんが、通常のメンテナンスの状態ですと、ラウンドしていて、「バンカー内に水たまりができていて、その中にボールが入ってしまった・・」という場面があります。

余談ですが、コースメンテナンスにあまり力を入れていないゴルフ場ですと、バンカーの排水が上手くいっておらず、大雨が降った後などは、バンカー内の水が排水されず水たまりになっていることがあります。

このような場合には、2つの救済方法があります。

1つ目は、バンカー内で完全な救済ニアレスポイントを決定し、1クラブレングス以内でホールに近づかず、障害が避けられるバンカー内に無罰でドロップすることができます。

2つ目は、ボールとピンを結ぶ線の延長線上でピンに近づかない任意の場所を救済の基準としてバンカー外にドロップすることができます。

ただし、この場合1打罰となります。

個人的には、バンカー内に水たまりができているような状況では、バンカー内の水たまりがない場所にドロップしても、難しいライになってしまう可能性が高く、救済と言っても難しいショットが要求されるケースが多いです。

初心者ゴルファーがそのような状態から上手く打てる可能性は非常に低く、そうであるならば、1打罰でバンカー外にボールをドロップして打ち直した方が良い結果が得られるような気がしますね。

いずれにしても、このようなルールを上手く使ってラウンドすることが大事ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

雨の日のバンカーショットは、アマチュアゴルファーが大叩きするきっかけとなる場面でもありますので、下記ポイントを抑えておきましょう。

1.クラブフェイスを開きすぎない

2.スクウェアにスタンスをとること

3.左足体重でアドレスすること

4.サンドウェッジにこだわらないクラブ選択

5.ルールを確認すること。

この5つのポイントを抑えれば、雨の日のバンカーショットも怖くないと思います。

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