鶏が卵を落とした話

「鶏が卵を産む」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

これは、ゴルフのラウンドでボールが見つからない時に、こっそりポケットからボールを落として、「あったことにする」テクニックです。

いやいや、要するにズル。

実は、ゴルフって結構やろうと思えば、ズルができるスポーツであることは、ゴルファーなら何となくわかるところでしょう。

スコアのごまかしやボールを見ていないところで少し動かしたりですとか、誰も見ていなければ正直なところ、やりたい放題です。「ゴルフは紳士のスポーツ」と言われるのは、このような中、自分を自制して正直に申告することがマストであるからである。

気持ちはわからなくもない。

ゴルフをやっていれば、思わぬアンラッキーに遭遇することもあります。

木の根っこにボールがあったり、何故か自分のボールのところだけ雑草が生えていたり、芝が薄かったり、ディボットなどは理不尽なアンラッキーの典型かもしれませんね。

でも、それがゴルフ。

私も何回か「鶏が卵を産む」瞬間を目撃したことがあります。

これは、気まずい。

ゴルフをやっていて最も気まずい瞬間と言っても過言ではない。

目撃しても私は注意はしないスタイルをとることにしているのは、気まずいのと、そこまで他人のスコアには興味がないからであるが、正直、嫌な気持ちになることは間違いない。

そのような人は、人間性を疑いますし、そもそも、何回か一緒にラウンドしているとズルをする人って周りにばれてきて相手にされなくなるのではないかと思う。

プライベートラウンドならまだしも、競技ゴルフでズルをする人もいるというのだから、日本の教育はどうなっているのかと。

明らかにティーショットがOBなのに、いつもギリギリセーフな人を見たことはないだろうか?

もちろん、OB方向に行っても木に当たってボールがコース内に戻ってくることもないことはない。

でも、いくら何でも・・

という人は、ちょっと距離を置いた方が良いかと思う。

あと、イライラするのが、過小申告。

どう考えてもダブルパーくらいは打っているはずなのに、ダブルボギーやトリプルボギーで申告してくる人。

過小申告する人の中には、悪気はなくて単純に数え間違えをしている人がほとんどであることもわかってはいる、わかってはいるが、これはイライラします。

正直なところ、ゴルフを10年以上やっていると、他人のスコアもある程度はわかるようになるということをズルをしている人には気付いてほしい。

「いや、トリプルではなくて、ダブルパーでしょ!」と注意勧告するのは結構、気まずいので、スルーすることがほとんどであるが、一言物申せば、「わからなければ、過大申告してください!」と言いたいけど言えない・・

明らかにズルをしている人にスコアで負けたりすると、悔しくて腹ただしくて・・

こっそりと一緒にゴルフをやりたくないブラックリストに追加するようにしているのです。

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